海外セレブや芸能人、モデルなどの間で人気の「ジュースクレンズ」。
食事の代わりに特製のジュースを飲んでデトックスやダイエット効果を狙う方法で、首都圏にはジュースクレンズ専用のジュースバーなども、美意識の高い女性によく利用されています。
ジュースクレンズで飲むジュースってどんなジュースなのか、自宅でも作れるのか、置き換えダイエットとどう違うのかなど、ジュースクレンズについてご紹介します。
ジュースクレンズとは
ジュースクレンズの「クレンズ」とは、英語で「浄化する」「掃除してきれいにする」といった意味があります。
数日間ジャンクフードや肉料理を断って、野菜やフルーツを絞ったジュースだけで生活することで、身体の中から綺麗になることを目指します。
通常は2日間クレンズ用のジュースだけを飲んで生活しますが、朝だけ、夜だけといった置き換えクレンズも行われています。
クレンズジュースには特別なものが必要?
ジュースクレンズで飲むジュースには、りんごやにんじんといったスーパーでおなじみのフルーツや野菜などのほか、マカやケール、ローカカオといったレアな食材やコリアンダーなどのハーブを調合した特製のものが人気です。
ジュースバーで販売されているクレンズ用のジュースにはオーガニックの野菜や果物を使うなどこだわりがあり、ボトルのデザインもおしゃれなものが多いですが、その分値段は高めです。
クレンズジュースは自宅でも作れる?
ジューサーやミキサーがあれば、クレンズ用のジュースは自宅でも作ることができます。
ただ、市販のミキサーを使って野菜やフルーツをジュースにするとき、ミキサーを動かす熱でビタミンや酵素が壊れてしまうことがあるため、コールドプレス式と呼ばれる、低温で時間をかけてジュースだけを絞る方法で作ったジュースが人気のようです。
スムージーとコールドプレスはどう違う?
ジュースクレンズに使う野菜ジュースやフルーツジュースは、果汁だけを絞るコールドプレスのほかに、植物の繊維をそのまま残したスムージーでもOKです。
野菜や果物の繊維がそのまま入ったスムージーは腹持ちがよいので続けやすく、ジュースだけのコールドプレスジュースも、わざわざ腹持ちをよくするためにチアシードやカットした生のフルーツを入れて販売しているものもあるからです。
繊維も一緒に摂ることでお通じもよくなり、宿便や腸内の老廃物をすっきりとさせる効果も狙えます。
自宅のミキサーで伝わる熱はあまり気にしなくてもOK
業務用に大量にジュースを作る場合は、大きな刃を使って粉砕するため食材に熱が伝わりやすく、また加熱殺菌をするためビタミンや酵素が壊れてしまいますが、家庭のミキサーで数人分作る程度なら、熱による成分の破壊はそこまで気にしなくても大丈夫です。
「ジュースクレンズをしたい!」と思った時に、自分の好きな食材で、気軽に安価に作れる方が続けやすいといえるでしょう。
面倒な人は粉末状のジュースでも代用可
忙しくて自宅でジュースを作る時間がなかったり、使った後のミキサーのお手入れが面倒な場合は、クレンズ用の粉末ジュースなども市販されています。
生のジュースに比べると成分的に物足りない部分もありますが、その代わりにヒアルロン酸やコラーゲンといった、サプリ代わりに摂取できる成分を配合してくれているものもあります。何よりも、水やヨーグルトにサッと混ぜて使うだけなので簡単で、職場でも気軽に飲めるところが人気のようです。
いかがでしょうか。
ダイエットやデトックスになりそうなジュースクレンズは、女性なら1度は試してみたいですよね。
ジュースバーに通って数日間モデル気分を味わうのもよし、自宅で手作りにこだわるのもよし、面倒ならサクッと粉末ジュースでクレンズするのもアリですね。