新しいスーパーフードとして、最近名前を聞くようになったサチャインチナッツ。
ダイエットや健康志向の人達の間で、おやつに食べたりサチャインチナッツを使ったオイルが人気となっています。
サチャインチナッツの味や食べ方、栄養など、サチャインチナッツについて調べてみました。
サチャインチナッツとは
サチャインチナッツとは、ペルーやアマゾンなど南米原産のナッツで、緑色の星のような形をした1つの実の中に、4~6つほどのサチャインチナッツが入っています。
食べる部分のナッツの形はマカダミアナッツを少し平たくしたような形で、グリーンナッツやインカグリーンナッツ、インカインチとも呼ばれています。
サチャインチナッツの食べ方は?
サチャインチナッツは原産地では古くからそのまま食べる習慣があるようですが、日本のメディアではサチャインチナッツを絞ったオイルがよく取り上げられています。
日本スーパーフード協会にも、サチャインチ油、グリーンナッツ油として、搾ったオイルが紹介されています。
普通にサラダ油の代わりとして炒めものなどに使うほか、サラダにドレッシング代わりにかけるといった食べ方が主流です。
サチャインチナッツの味
サチャインチナッツをそのまま食べると独特の歯ごたえがあり、味はちょっと青臭さやほのかな苦みを感じるかもしれません。
強いていえばくるみに似ているでしょうか。
サチャインチナッツオイルはかなりサラッとしていて、ナッツほどではありませんがかすかに青さを感じる香りとほのかな苦みがあります。
ドレッシングとして使ったりとそのまま飲むのでなければ、特に抵抗なく毎日使える味、という口コミが多いようです。
サチャインチナッツのオメガ3脂肪酸
サチャインチナッツはオメガ脂肪酸が豊富なナッツで、オメガ3脂肪酸の多い油の中では珍しく、加熱に強い油といわれています。
日本スーパーフード協会のホームページでも、αリノレン酸を含み炒めものにも使えるオイルとして紹介されています。
サチャインチナッツに限らずナッツ類は糖質が低いため、糖尿病やダイエット中の人にもおすすめのナッツです。
サチャインチナッツに含まれるその他の栄養
サチャインチナッツにはオメガ3脂肪酸の他には、ビタミンEやリノール酸も含まれており、毎日少しずつ摂ることで美肌やアンチエイジングのサポートにも役立ちます。
ただし、リノール酸は摂り過ぎるとアレルギーなどの原因となることがあるので、食べ過ぎないように注意が必要です。
ナッツ類は高カロリーのものが多いので、1日に10粒、オイルなら大さじ1杯程度摂るのがおすすめです。
サチャインチナッツのおすすめレシピ
サチャインチナッツそれだけを食べると、人によっては独特の青さが気になることがあるかもしれません。
その場合はくるみやアーモンドなど、他のナッツ類とミックスして食べたり、砕いてサラダやピザのトッピングにすると美味しく食べられます。
サチャインチオイルを使う場合は、先に挙げたサラダのドレッシングや炒めものなどのほか、岩塩を振ってこんがり焼いたバゲットにつけて食べたり、スープやリゾットに少し垂らして食べたりするのもおすすめです。
サチャインチナッツはどこで買える?
最近人気が出てきたとはいえ、サチャインチナッツやサチャインチナッツオイルはまだまだ流通量が少なく、スーパーやコンビニなどで見かけることはほとんどありません。
ネットの通販だとオイルもナッツも取り扱っているショップが少しあるので、通販で購入するとよいでしょう。
オメガ3脂肪酸とビタミンE が豊富で、美肌やアンチエイジング、ダイエットなどにもぴったりのサチャインチナッツ。
くるみやアーモンド、ココナッツオイルなど、他のスーパーフードと上手に組み合わせて、飽きないヘルシーな食生活を続けていきたいですね。