2015年12月6日の「世界不思議発見」で脳活について特集されていました。
「アクティブ脳活ライフ!頭を元気にする秘密」が今回のテーマでした!
最新の脳活、ボケ防止は何なのか、テレビで紹介されていた方法を中心に見ていきたいと思います。
ニューヨーカーの脳活
ニューヨーカーはグッズを使って脳の状態をチェックしている人もいます。(笑)
脳はジムと違ってすぐに衰えてしまうから、グッズを使って刺激を与えたり、脳の状態を計ったりしてチェックしているんだ。
日本での脳活性化として開発された”顔ヨガ”
頭を元気にする秘密として日本で注目されているのが、顔ヨガです。
脳のアンチエイジングになるそうです!!
顔ヨガ講師の間々田佳子さん。
この顔ヨガと順天堂大学の白澤教授の指体操を組み合わせると、スーパーな脳活になるとのこと。
脳というのは色々な領域があって、例えば手を動かす部分と、ウォーキングの時に足を動かす部分とか、しゃべっている部分とか、右手と左手は違う半球に分布しています。
それを同じ時間に制御するということはですね、脳の中で連動しなければならないです。
人間の脳は不思議で何度か練習しているうちに、できるようになるんですよね。
慣れてくるんです。ということが、最初できていなかったことができるようになるので、新しい回路が形成されるんです。
脳ヨガの方法
ポイント①
それぞれの親指と小指を交互に伸ばす。
ポイント②
思いっきりストレッチさせることを意識します。
ピンと伸ばす感じです。
ポイント③
指の動きに合わせて舌を動かす。
ポイント④
指と舌に合わせて視線も動かします。
できないことを続けていくことで、やはり慣れていく過程で脳がとても活性化するということですので、諦めずにまずは丁寧にやっていただけたらと。(間々田佳子さん)
諏訪東京理科大学でどのくらい脳が活性化しているのか測った結果も出ていました。
「顔ヨガ」と「脳ヨガ(顔ヨガ+手指体操)」
▲顔ヨガの時
赤い部分が脳が活性化している証拠です。
▲脳ヨガ(顔ヨガ+手指体操)
赤の面積が大きくなったことがわかります!動きも活発になりました。
アメリカで注目されている脳活を助ける食品:
脳に良いお茶として、アメリカ人が好んで飲んでいるお茶はイチョウの葉のお茶。
少し、ウーロン茶を薄くしたような味で、フランスなどでは医薬品として認可されているようです。
血管拡張、循環器改善、血液浄化、毛細血管強化、活性酸素除去の働きを助けるため、ボケ、痴呆症、脳梗塞、アルツハイマーなどに効果があるそうです。
脳を活性化させる日本の伝統文化とは?
それはお香だそうです!!
香りが脳に刺激を与えるようです。
杏林大学の古賀教授は、香りが脳に与える影響について研究しているそうです。
香りは脳にどう影響しているんですか?
普通、人は「見る」「聞く」という繊細な感覚でしょ。
でも香りっていきなりドンと来て、好きとか嫌いとか 人の気持ちを揺さぶります。鼻から入るとすぐにその情報が脳に伝わる
香りは脳に与えるのを分析
▲ 水(無臭)を嗅いだときの反応
▲ ラベンダーを嗅いだときの反応
ラベンダーは脳がリラックスするのでそんなに一生懸命活動しないそうです。
▲ 白檀(サンダルウッド)を嗅いだときの脳の反応
今回の実験でわかったことは、良い香りというのは、脳にこれだけの効果があるということがわかりますね。
香りによって脳が活性化するんですね。
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アメリカで流行している「禅」
ニューヨークでの暮らしはストレスが溜まりやすく、多くの人の心を鎮める手段として「禅」を取り入れたそう。
禅を行い、瞑想することで、リラックスし、頭をすっきりさせることができます!
ストレスを忘れ、穏やかな気持ちになることは、脳に良いと感じるようです。
禅は本当に良いのか?ハーバードでも研究中!
ハーバード大学のサラ・レイザー博士によると、
禅の瞑想を長期間してきた人たちの脳を調べると「注意力」や「感情の処理」の役割を担う脳の領域が、普通の人より大きいことがわかりました。
また前頭葉の部分も大きく、知能分野も発達していると言えます。
瞑想するということはアンチエイジングに効果があるということ!
脳が老化するのを遅くする効果があるという証拠もあり、アンチエイジングに瞑想が効果あるという証拠もあります。
赤い点は何もしていない人、青の点は「瞑想している人」。
瞑想している人は、25歳と同じレベルで脳の体積を保っており、アンチエイジングの効果があることがわかっています。
禅の修行をしたお坊さんと同じ効果を得れる簡単な方法とは?
東邦大学 脳生理学の有田教授によると、禅の修行をしたお坊さんと同じ脳の効果を得れる方法は、呼吸法を意識することだそうです。
普通の呼吸ではなくて、呼吸法というものを理解して、その運動を続ければお坊さんと同じような脳の変化が期待できます。
アンチエイジングできる有田式呼吸法
①下腹部を意識し、ゆっくり息を吐く。
②時間をかけてゆっくり息を吸う。
③目を閉じず 20分間続ける。
番組では、8分したあたりから脳に変化が現れました。
睡眠中など、リラックスした時に出る脳波のα波(アルファ波)が、発生しました。
普通は起きている時には発生しないものです。
通常、出現しないであろうアルファ2というのが出てきたそうです。
終わった後の爽快感があるそうです。
禅は場所を選ばず、どこでもできるので、やってみたいですよね♪
香りで食欲を抑えるキンモクセイの香りとは?
楊貴妃も愛した花で知られる「金木犀(キンモクセイ)」。
畿央大学の山本教授によると、キンモクセイの花の香りを嗅ぐと、神経細胞が脳の視床下部に伝えられ、食欲を高める「オレキシン」といった働きを抑えるそうです。
キンモクセイの香りを被験者に12日間続けると、平均して体重が1.2キロ減少しました!
麻(ヘンプ)の普及
ケンタッキー州では、30以上の麻を育てている農家があるそうです。
タバコ栽培をやめて、ヘンプオイルの原料となる麻を栽培しているんだ。
アメリカでは急成長している産業の1つで来年には、3倍の面積になる予定だよ。
脳と健康にいい食用オイルとして、ヘンプシードオイルがアメリカ中に広まりつつあるそうです!
でもなぜヘンプシードオイルはアンチエイジングにいいのか?
ケンタッキー大学のジチャ教授によると、
ヘンプシードオイルには、数種類の脂肪酸がバランス良く含まれ、脳に良いオメガ3も多く、そして数種類のミネラル分もあることから、脳や体の健康を保つのに役立つと考えられています。
▲ 殻を取り除いたヘンプ(麻)の実でお料理するのも、セレブの間で人気です。
オメガ3の効果は?
麻布大学の守口教授によると、
マウスにオメガ3を欠乏させると頭の回転が悪くなるんですね。
1つの課題を与えてやると、正常なマウスというのは早く覚えていくんですけど、欠乏したマウスはなかなか覚えられない。
オメガ3の一番の効能は、脳機能の改善です。
脳のベストパフォーマンスを出してくれる。
本来なら魚にもあります。あとエゴマ油にもあります。
オメガ3が入っているエゴマ油って?
エゴマ油はその成分の半分以上が、α-リノレン酸(オメガ3)でできている。
エゴマ油の効能って?
オメガ3, EPA、DHA、アルファリノレン酸が多い油で、オメガ3脂肪酸は血液中の脂質濃度を下げる働きに優れています。
小サジ1杯がイワシ3匹分に相当することから、”畑の青さかな”とも呼ばれます。
ボケ、認知症防止にはエゴマ油が効く!
島根県立大学の山下教授が、地元の高齢者に協力を仰ぎ、実験をしました。
毎日、「エゴマ油を摂取するグループ」と「普通の油を使うグループ」に分けて2年間結果を追いました。
そうすると、エゴマを使ったグループは普通の油のグループよりも飛躍していました!
エゴマの種に含まれいる、ルテオリン
名古屋市立大学の研究で、エゴマの種に含まれいるルテオリンという成分には、脂肪肝を抑制、予防する効果も見られました。
エゴマ油の神社
油祖離宮八幡宮
詳細はこちら♪
画像参考:youtube.com