第4話 名言まとめ
いい人そうに見えてさ、本性は分かんないもんだよね。
なんか、いい人そうに見えてさ、本性は分かんないもんだよね。
それだけ愛が深いってことだと思うけど。
いいとこも、悪いとこも、分かりきったところでよりを戻そうとするなんて、それだけ愛が深いってことだと思うけど。
何年の付き合いだと思ってるの?
で?何があったの?
え?じゃないでしょ。
気付いてないとでも思った??
何年の付き合いだと思ってるの?
話してみ。私、聞いてあげるから。
少なくともお兄ちゃんは、あかりちゃんのこと好きだったけどね。
実はちょっと理想だったんだよね。 あかりちゃんとお兄ちゃん。 子供のころから、ずーーと両思いだったでしょ。
まあ、少なくともお兄ちゃんは、あかりちゃんのこと好きだったけどね。
やっぱり、葵といると楽しいなーって
「終わったと思ってても、一緒にいるとやっぱりもう一度って思ったりしない? 」
「しないよ。」
「 私はさっきから、ずっと思ってるよ。 やっぱり、葵といると楽しいなーって。」
いや、俺が勝ってたよ。
「どっちが種、遠くまで飛ばせるか競争したよね。」
「まあ、いっつも私が勝ってたけどね。」
「いや、俺が勝ってたよ。 」
「いや、私だよ!」
「相変わらず、負けず嫌いだよな〜」
「そっちこそ。」
葵さ〜、手紙の事って覚えてる?
「葵さ〜、手紙の事って覚えてる?」
「手紙? なんのこと?」
「来年の受験。 本番前に牛乳飲むなって。 ほら葵、緊張するとお腹壊すでしょ。 高校受験の時も大変だったよね。 休み時間にずっとトイレこもっててさ。」
「なんだよ。それ。 そんなこと、わざわざ手紙に書くなよ。」
「 ごめん。ごめん。」
急にごめんね。考えておいて。
ねえ、葵。 わたしたちやり直さない?
勝手なのは分かってるんだけど、もう一度チャンスもらえないかな?
急にごめんね。考えておいて。
ずっと不安でしょうがなかった。
ずっと不安でしょうがなかった。
あかりの心の中にはずっと葵がいるんじゃないかなって。
運命が変わっていたのかもしれないのにって
「手紙見つけたとき思わなかった? ちゃんと葵に届いていれば、運命が変わっていたのかもしれないのにって。」
「最低...」
がんばれよ。
ああ。起こしちゃった? どう?就活? がんばれよ。風邪引くから部屋で寝ろ。
頑張れよ。
頑張れよ。