「ギフト±」あらすじ・ネタバレ
臓器摘出のプロであり、女子高生でもある鈴原環は小さなころに生死をさまよう手術をし、その経験から命の大切さを実感する。
命をありがとう、これが彼女の口癖だった。
ある日、学校の屋上で飛び降り自殺をしようとしている女子高生を助けようとするが、手を放す。彼女はわざと木の上に落とした、と淡々と話す。
危ない真似をしたことをとがめられ環は、命は神様からの授かりものだから、大事にしなきゃダメなんで、という。
そんな鈴原環たちは、犯罪者などの生きる価値がないと判断した人間の臓器を摘出。本当に臓器を必要としている人に提供している。環はこれを自分の使命だと思っている。
犯罪者は生きている間は価値のないものだと思っているが臓器を提供することが枯れたにとって社会貢献できているという。犯罪者は鯨と呼ばれ臓器提供のターゲットだ。
鯨には無駄なものは一つもない。胃や肺、すい臓、肝臓、腎臓、腸などあらゆる臓器が商品になる。哺乳類の鯨と同様人間も無駄はない。
命は大切に使うもの、これが環のモットーだ.
闇医者の林は海外で移植など受けられる可能性のない人を良心的な価格で受け入れ、素早く対処してくれると評判。
そんな林先生が探し続けているのが環。
生きているのか死んでいるのかそれだけでも知りたい。
林先生はまさかクジラをとらえているのが環であることさえ知らなかった、このころは。
ある日、環と同じ高校に通う女子高生、佐藤若菜が臓器を切り取られた状態で発見。
理由は中国人マフィアが日本人の良質な臓器を求めてきたことであった。中国マフィアのボスとリュウは日本人闇医者の林と手を組みたがったが、林がそれを拒否、リュウは林をボスのもとに連れ帰ることができなかった。
これに腹を立てたボスはリュウを許せずに、リュウの目をつぶす。
リュウはそれにいらだち、ボスには言わず、林先生に万が一のことがあったときは助けると安心させつつ、林先生を拉致する。
ボスはいつになってもリュウが林先生を探してこないことに腹を立てる。
しかしリュウは自分がされたように、ボスの目をつぶす。
そしてそれだけではなくボスを殺してしまう。
命を大事にするが故の行為、環の未来はいかに?
「ギフト±」の登場人物って?
鈴原環
鈴原環、臓器摘出のプロ、女子高生
佐藤若菜
佐藤若菜、環の同級生、のちに臓器を取られ殺される
リュウ
中国マフィア
ボス
中国人マフィアのボス
林
日本人の闇医者
作者について
ながてゆか
愛知県出身の日本人女性漫画家。
講談社新人漫画賞に凶刃で入賞し漫画家デビュー。
T代表作品ともいえるENKAFUBU信長は講談社の週刊少年マガジンにより連載され、劇画のような画風が注目される。
本作ギフト±からペンネームをカタカナに変え、作品によってペンネームを使い分けることとなった。
ミサキの境界線や蜂とロシアンルーレットといった作品がある。
「ギフト±」の口コミって?
話の続きを早く読みたい、とてもそそられる漫画です。
内容がグロく、はまってしまいました。
きれいな子が普通の顔をして解体するのが非現実的。
アダルト性を感じることもなく、内容にどんどん引き付けられていきます。特にこの環が解体するシーンが特にたまりません。
話の続きを早く読みたい、とてもそそられる漫画です。
次はづなるのか、次は、とストーリーが気になります。
本当にある話かもしれないと思うと怖いですね。
臓器摘出というグロイ内容なのにも関わらず、どんどん読み進めてしまう。
しかも、次はづなるのか、次は、とストーリーが気になります。
犯罪者など悪い奴が臓器提供という形で社会貢献するという概念が面白い。
口コミ通り黒いのですが、犯罪者など悪い奴が臓器提供という形で社会貢献するという概念が面白い。
もしかしたら実際にあるような話、と考えると少し背筋が寒くなりますが、この女子高生を主人公にすることで、グロさ、エグさを半減させるのかも!