漫画「愚者の皮」のあらすじは?
誰もがうらやむ美男美女の夫婦がいた。美しい妻を旦那は心から愛し、妻はまた旦那を大きな愛情で包み込む。理想を超えるような夫婦なので、中にはひがみ破たんすればいいのにという人もいた。
そんな妻があるとき事故にあってしまう。しかも美しい顔に一時的だが傷跡がのこってしまう。さらに、旦那を驚かそうと思って黙っていた妊娠。この事故により流産してしまった。旦那に知らせてなかったのに。
妻の美貌に傷が入ってしまい、旦那ががっかりとした態度を妻は見逃さなかった。医者には一日も早く治してほしいとお願いするが、けがの経過を見ないとどうにもできないと医師に諭される。
夫のことが大好きな妻は、彼の誕生日までに何とか元のきれいな顔に戻したいと思い、怪しい藪医者に掛かり、無理に整形手術するが、失敗してしまう。
その顔はまるで化け物。
夫のためにと思ってした整形手術。妻の顔を見るとすぐに夫はおう吐してしまう。そして離婚。
妻に残ったものは、旦那と二人で暮らしていた家とボランティアで新設にしてあげたおばあさんが相続してくれた莫大なお金。
彼女はもともと自分の美しさに気が付いておらず、夫が彼女の輝きを発掘。地味だった彼女を磨き上げてくれたのは夫だった。
夫はきっと私の顔ではなく、私を内面から愛してくれていたはずと信じ、夫と出会った時のドレスを着て、彼の働く店へ出向くが。
夫は妻に会うなりおう吐する。そして来るな!化け物、2度と顔を見せるな!と罵声を浴びせられ。家に戻ると幸せだったころ、自分のことをねたんでいた不細工な友人が家に火を放ち火災。
この火災をを目の当たりにし、不細工になったとたんに自分を捨てた旦那への復讐をこれからの人生の目標にしたのであった。
この妻、あよの騒動で職場を首になる英馬。そこで男性不信の美人姉妹が経営する介護センターでエンジニアとして働くが、職場に現れたあよを罵倒し、姉妹に嫌われてしまい、また職を失う。
しかし、また別の職に就き仕事帰り地味な女性書きと出会いあよを育てたように、きれいな服を与え、ほめ言葉をかける。
そしてその女性にプロポーズをする日、その女は以前気にいっていたといった低俗で不細工なタレントの顔に。
それはあよが支援したのだった。英馬があよから逃げている間、バスの中で尼僧とであう。DVを受けた女性を受け入れる尼寺。訳アリの女性たちはあよを受け入れ、医者でも治せなかったあよの顔の治療を始める。
しかし、あよはいまさら顔が治っても意味はないんだと。
そしてあよは、様々な事業に成功し、貧困層のにいる英馬と再会し・・・。
漫画「愚者の皮」の登場人物は?
あよ、美人で皆からうらやましがられていたが、事故により顔に傷が。整形し、失敗をきっかけに夫に捨てられる。
英馬 あよの元夫。
妻が事故にあい、整形に失敗すると同時に離婚する。
そしてあよの復讐にあうことに。
「愚者の皮」の作者は?
埼玉県出身の草野誼。
漫画家のくりきあきこを妻に持つ。
代表作品はかんかん橋を渡ってや、ガレージママ、桜人フォアミセスなどがある。
「愚者の皮」の口コミは?
読んだ後じんわりと涙が出ました。
読んだ後じんわりと涙が出ました。
夫婦やカップルのありかを考えさせられる物語だと思います。男の身勝手な美学などに傷つけられながらお互いに気が付いたり乗り越えていき、無償の愛とは何かを考えさせられます。
どんどん深みにはまってしまうそんな漫画です
絵が少しエグくて直視できないところもありましたが、どんどん深みにはまってしまうそんな漫画です。
最後まで一気に読み進め、とても楽しめる作品だと思いました。
最後まで読んでしまいました。
つらいストーリーで最後はどうなってしまうのかと心配し最後まで読んでしまいました。
最初は弱弱しい女性かと思ったけど、実は真があり強い女性。こんな困難をのち超えることができるなんてすごい、私なら無理です。