2018年1月17日(水)の試してガッテン( 血管ボロボロ&認知症からカラダを守れ!)で特集された「ビタミンM」。
あまり聞いた事が無い人も多いと思います。
ビタミンを多く摂取すると、脳卒中や認知症など様々な病気のリスクを下げる研究結果が発表されているなんてすごいですよね。
ビタミンMについてまとめてみました。
ビタミンMとは?
ビタミンMとは、「葉酸」のことです。
葉酸は、「ビタミンM」という表現の他に「ビタミンB9」ともいうそうです。
「ビタミンm」と聞くと聞き慣れませんが、
「葉酸」というとなじみがありますよね。
では、葉酸はどんな効果があるのでしょうか?
ビタミンM(葉酸)の効果は?
脳卒中や認知症など様々な病気のリスクを下げる
ためしてガッテンの番組の中でも紹介されていましたが、
ビタミンMを多く摂取すると、
脳卒中や認知症などの病気のリスクを下げることが最近の研究で分かっています。
中には、「心筋梗塞の死亡リスクが40%減った」というデータまで紹介されていて衝撃でした。
血液中の悪玉物質の減少
埼玉県のある自治体では、
ビタミンm(葉酸)を積極的に摂取するプロジェクトを進めています。
ビタミンMをとることで、血液中の悪玉物質が減ったという成果も出始めています。
では、葉酸(ビタミンm)はどんな食材に多いのでしょうか?
ビタミンMの多い食材は?
ビタミンm(葉酸)は、ホウレンソウやえだ豆、レバーなどに豊富に含まれています。
鶏レバー(肝臓) | 1,300 |
牛レバー(肝臓) | 1,000 |
豚レバー(肝臓) | 810 |
うなぎ(きも) | 380 |
うに | 360 |
えだまめ | 260 |
モロヘイヤ | 250 |
芽きゃべつ | 220 |
パセリ | 220 |
ほうれん草(生) | 210 |
しゅんぎく(生) | 190 |
アスパラガス | 180 |
酒粕 | 180 |
日本茶 | 150 |
レバーペースト | 140 |
たまごの卵黄 | 140 |
そら豆 | 120 |
サニーレタス | 220 |
納豆 | 120 |
ブロッコリー | 120 |
ケール | 120 |
ドライイースト | 3,80 |
焼きのり | 1,900 |
味付けのり | 1,600 |
せん茶の茶葉 | 1,300 |
(参照:文部科学省の食品成分データーベースより)
葉酸摂取状況
平成28年の国民健康・栄養調査では、男性で平均283μg/日、女性で平均272μg/日摂取しており、男女とも推奨量を満たしています。
(参照:http://hfnet.nih.go.jp/contents/detail652.html)
葉酸の栄養機能表示
「葉酸は、赤血球の形成を助ける栄養素です。」
「葉酸は、胎児の正常な発育に寄与する栄養素です。」
このように書いてあります。
妊娠中に必要というのは有名ですよね。
注意喚起
葉酸は、胎児の正常な発育に寄与する栄養素ですが、多量摂取により胎児の発育が良くなるものではありません。
なんでも、取り過ぎは良くないようです。