杏仁豆腐の上に乗っている赤い実といえば
皆さん想像がつくかと思いますが、
名前はご存知でしょうか?
あの小さな赤い実は
「クコの実(ゴジベリー)」と
呼ばれるもので、
今はスーパーフードとして
注目されています。
薬膳料理として使われることも多く、
様々な美容と健康への効果があるとされています。
そんなクコの実(ゴジベリー)に含まれる
栄養成分や効果についてまとめてみました。
1、クコの実とは
先ほども話しましたが、
薬膳料理や漢方薬にも使われている
クコの実ですが、
海外ではセレブや女優が
アンチエイジングの効果を期待して
注目されている食材です。
日本でも古くから食べられてきたクコの実は、
ナス科の植物です。
直接食べてもあまり味のイメージがなく、
ちょっとした苦味があります。
2、クコの実の成分や効果について
それではクコの実に含まれる成分と
主な効果をまとめていきたいと思います。
(1)アンチエイジング効果
クコの実にはスーパーフードと呼ばれるだけあって、
豊富な栄養成分が入っているのが特徴です。
ビタミンやミネラルは100種類以上も含まれていると言われ、
ポリフェノールも含まれていることから
「アンチエイジング」に効果が期待されます。
(2)免疫力の向上
アルカロイドという成分には
体の中のマクロファージやBリンパ球の働きをよくします。
これらは人の免疫の部分に関わってきますので、
免疫力が向上すると言われています。
(3)ビタミンCの美容効果
これは知っている方も多いと思いますが、
ビタミンCには抗酸化作用やコラーゲンの生成促進のために
効果を発揮することで知られています。
(4)血行改善
クコの実には「ルチン」と「ルスペリジン」という成分を含んでいます。
これらはビタミンPとも呼ばれ、
血流の改善効果を示し、
血行を良くする働きがあります。
血行が良くなることで冷え性の改善と肩こりなどが
血行不良からきている場合には、
改善の効果があります。
(5)ダイエット効果
ベタインという栄養成分が
クコの実には含まれています。
これはダイエットに効果があるとされています。
ベタインには肝臓の機能を高める効果があります。
ベタインには肝臓への脂肪の沈着を防ぎ、
さらに排出を促す作用があります。
血糖値の急激な上昇を防ぎ、
糖の吸収を抑えるような働きもあります。
(6)女性ホルモンのバランスを調整
β-シトステロールという成分には、
女性ホルモンのバランスを整える効果がある
とされています。
更年期障害の予防効果もあるとされています。
3、クコの実の食べ方
クコの実の食べ方について少しだけご紹介します。
いくら健康に良い食べ物だからといって食べ過ぎには注意です。
区好みはカロリーも少し高めなので、
逆に太ってしまうこともあります。
基本的にそのまま単体で食べるのにはあまり味がありませんので、
ヨーグルトやシリアルなどに混ぜた方が食べやすいです。サラダなどに混ぜて食べる人もいます。
食べ過ぎには注意と言いましたが、
一日10〜20個程度を目安にして
食べることをお勧めします。
4、クコの実についてのまとめ
・クコの美は、薬膳料理にも使われるほど
健康効果の高いスーパーフードとして
注目を集めています。
・クコの身の効果について
「アンチエイジング効果」
「免疫力の向上」
「美容効果」
「血行改善」
「ダイエット効果」
「女性ホルモンバランスの調整」など、
たくさんの効果が期待されます。
・クコの実はそのまま食べると
味気がなく食べにくいので、
サラダやヨーグルトなどの
付け合わせとして食べる方法が
オススメです。
・一日の目安として
10〜20個程度の摂取量が
適量と言われています。
食べすぎはカロリーも高いので
注意する必要があります。
杏仁豆腐のただの付け合わせではなく、
クコの実にはたくさんの成分や効果があることが
わかりました。
ドライフルーツなどで
手軽に購入できるようになりましたので、
日々の食生活に取り入れやすいスーパーフードです。