アメリカで今ちょっとしたブームになっているKombuchaをご存知でしょうか。
マドンナやハル・ベリーなど、セレブが愛飲していることでも話題になっているようです。
Kombuchaの作り方や効果など、詳しくご紹介したいと思います。

Kombucha=紅茶キノコ

Kombucha、と聞くと、日本人は「昆布茶」と脳内変換してしまいそうですが、アメリカで流行っているのは昆布茶ではありません。
その昔、昭和の高度成長期頃に「紅茶キノコ」として、日本でも流行したものなんです。

紅茶キノコとは

紅茶キノコとは、紅茶の中に菌株を入れて培養したキノコ入り紅茶のことで、中で菌が発酵するため、微発泡で少しアルコールのある飲み物です。

なぜ紅茶キノコがアメリカでKombuchaに？

紅茶キノコがアメリカに持ち込まれる際、日本ではなく韓国から菌株が仕入れられたそうで、韓国語で「紅茶」のことを「홍차（ホンチャ）」というので、そこからなまってKombuchaになったのでは、など諸説あるようですが、詳しいことはわかっていません。
紅茶キノコの元来の起源はシベリアといわれています。

リンジーローハンが流行らせた？

abcニュースの記事によると、お騒がせセレブで有名なリンジーローハンが、アルコールの摂取を禁止されていた時期に飲酒疑惑をかけられた際、「お酒なんて飲んでないわ！飲んでいたのはKombuchaよ」と発言したことで「Kombuchaって何？」とアメリカ人の間で話題になり、スポットライトを浴びることになったそうです。

Kombuchaの作り方

Kombuchaの作り方は、菌株さえあればとても簡単です。
砂糖を入れた紅茶の中に菌のパウダーを入れて、数日間冷暗所に保存するだけ。
表面に乳白色のかたまりがポコッと浮いてくるので、それを食べたり飲んだりします。

家庭で作るときは雑菌に注意

Kombucha powderも市販されているので、家庭で紅茶キノコを作ることも可能ですが、瓶や混ぜるのに使う器具などはきれいに洗ったものを使うようにしましょう。

日本で流行った紅茶キノコも、副作用などについての報告は起きませんでしたが、作る過程での雑菌を懸念する声はあったようです。
ぬか漬けやヨーグルトのように、発酵食品の保存にはある程度注意が必要ですね。

Kombuchaコンブチャの効果・効能とは？

Kombuchaがよく飲まれていたとされる、シベリアのバイカル湖周辺地域の人々には長寿が多く、成人病が少ないため、当時の紅茶キノコは食べると健康になる、と当時の日本で一大ブームを巻き起こしました。現在のKombuchaにも、ダイエット効果や肌質改善、アンチエイジングなどが期待されているそうです。

Kombucha cleanse（コンブチャクレンズ）でデトックス

ジュースクレンズ（ジュースだけを飲んで数日過ごすプチ断食）のような感じで、Kombuchaだけを飲んで過ごすことでデトックス効果を期待するKombucha cleanseも人気があるようで、そのものズバリのKombucha cleanseという名前の商品も販売されていて、通販で購入できるようです。

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逆輸入！Kombucha wonder drink

アメリカで大人気のKombucha wonder drink（コンブチャワンダードリンク）もついに日本上陸し、全国のPLAZAなどで購入できます。

100%オーガニックにこだわり、低温殺菌でノンアルコールに抑え、フレーバーも4種類から選べます。

缶のデザインもおしゃれです。

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菌活の一環で続けて身体キレイをサポート

Kombucha自体に魔法のような効能があるわけではありませんが、発酵食品なので菌活の一環として、毎日の食生活に積極的に取り入れたいものです。

昔からある伝統的な飲み物なので、ビバリーヒルズのナチュラル志向な人々にウケたのかもしれません。

昔の紅茶キノコは紅茶の上にドロッと白いものが浮いていて、ちょっとアレな見た目でしたが、最近はメイソンジャーに入れたり、キノコを型抜きしてハート型にして浮かべたり、サラダに載せたりとフォトジェニックな食べ方をしています。

気軽に買える缶タイプから、ちょっと試してみてはいかがでしょうか。